さて、今回はいよいよ面接(顔合わせ、職場見学)が決まった時に読んでおきたい、当日のポイントをまとめました。
派遣会社によっても進め方が微妙に違っていたりしますが、やはり大切なポイントはよく似ています。
また、当日アタフタとしないように、事前に「こういう流れで進むんだ」と知っているだけで、心のゆとりも違いますので、ぜひ記事を読みながら当日をイメージしてみてくださいね。
当日はどんな流れで進んでいく?
まずは営業さんとの待ち合わせです。
自分一人でいきなり面接(顔合わせ)先に行く事はまずありません。
カフェであったり駅であったり、会社の事務所だったりと場所はまちまちですが、おおむね1時間前くらいに待ち合わせをして、事前に打ち合わせをする事がほとんどです。
その時に営業さんから、どういう話し方をすればいいか、何をアピールすればいいか、といった話があるかと思います。
ただ、営業さんも全員がベテランという訳ではありませんので、自分で気になる部分は確認しておいた方がプラスです。
営業さんに聞いておきたいポイント
1.私の経歴のどの部分に、お客様(派遣先)は興味を持ってくれたのか。
→これを聞いておきますと、面接(顔合わせ)の時に、一番アピールすべき内容がどれなのかがすぐにわかります。
本番は、派遣先の方々が聞きたいポイントを中心に経歴を説明しましょう。
2.経歴書をイチから説明した方がいいのか、特にアピールした部分だけでいいのか。
→次に聞きたいのが、本番の進め方です。わりと若くて業務経験が少ない場合は、卒業後から現在まで順番に説明する事になると思います。が、ある程度の経験があると、短い時間で説明しきれなくなりますので、特にいくつかの仕事だけをアピールする方がよくなります。
自分がどちらなのかを、営業さんに聞いておくと更に安心かと思います。
3.時給、交通費、残業手当、残業量、休日出勤や出張など
→条件面で気になる所は、先に確認しておきましょう。特に残業や休日出勤については、自分の生活に直結します。派遣先から「ぜひ来てください」とOKが出たのに、後で派遣会社に聞いてみたら、残業量がとんでもない数字になるハードな会社だった…なんて事にならないよう注意が必要です。
さあ本番! どう喋ればいい?
後は営業さんに付いていくだけで、会社に入り、商談スペースにまで案内されるかと思います。
新卒やアルバイトの面接と一番違うのは、面接(顔合わせ)の最中までずっと営業さんが付いてくるという点です。
最後まで隣にいてくれますので、途中で自分が話し方に失敗したり、説明不足になってしまっても、隣でサポートしてくれます。
ここがアルバイトや普通の就活と全く違う一番のメリットかもしれませんね。
そのため、入室方法や着席の方法、自己PRの長さなど、普通の就活のような厳しいルールがありませんし、そこを気にしすぎる必要もありません。
営業さんがほとんどを上手く進めてくれますので、「それでは、自己紹介(経歴の説明)をお願いします」と言われてから、初めて自分の事を話し始めればOKです。
あとは相手からの質問に答えていくだけで、時間終了となる事がほとんどです。
短い時は15分程、長い場合でも30分ほどで終わります。
「何か質問がありますか?」と聞かれた時は、仕事内容について詳しく知りたいと伝えておきますと無難です。
ただ、ここで時給について聞くのは完全NGですので控えるようにしましょう。
採用/不採用の連絡はいつ頃くる?
派遣はスピード勝負の世界とも言われていますので、思うよりも早く結果が出る事が多いようです。
早ければ当日か翌日、遅くとも5日以内には来るのが大半です。
逆に1週間も過ぎてしまうと遅すぎますので、派遣会社に確認してみましょう。
あまりに遅い時は、連絡を待たずに次の仕事を探し始めた方が良いかも知れません。
また、「一つの派遣会社しか使ってはいけない」というルールはどこにもありません。
そのため、一つの派遣会社から顔合わせまで受けて、採用連絡待ちとなっていても、他の派遣会社で登録や面接に進めても問題はありません。
自分がいつまでに仕事を決めたいかを考えて、それにあうようにお仕事探しを進めていきましょう。
まとめ
今回は面接(顔合わせ)の本番当日の流れをまとめました。会社によっても少しずつ違いがありますが、大切なポイントはやはり営業さんとしっかり確認や打ち合わせをしておくという所です。
ここを押さえておけば、当日に流れがよりスムーズになるかと思われます。
ちょっと長めですが、顔合わせに受かるポイントや例文は、「この記事だけで大丈夫!」な所まで頑張りました!
→派遣の顔合わせ(面接)に受かるコツと例文 総まとめ