さて、今回は派遣の時給アップ交渉についてです。
何年も働いているのに、ずっと同じ時給だったり、他の派遣会社から来ている人はアップしているのに自分は…。
そんな事があると、やはり時給交渉をしたくなりますよね。
派遣では時給アップの交渉も大切なポイントです。
ずっと黙っていても上げてくれる会社もありますが、やはり自分からちゃんと時給についてお話した方が、ちゃんと時給がアップする可能性は高くなります。
とはいっても、「交渉」の方法がわからない…。
そんな時のためにポイントをまとました。
何年目くらいで交渉すべき? そのタイミングは?
まず時給の交渉は何年目くらいでするのが普通か、という点です。
1年未満ならまず難しいですので、しばらく待った方が無難です。
出来れば1年以上、可能なら2年働いてから交渉をすれば、時期としては完璧です。
勤務した年数が3年あれば十分(あるいは待ちすぎ?)ですので、すぐにでも話してみましょう。
交渉のタイミングはずばり、一つしかありません。
「契約更新のタイミング」です。
契約期間の切れ目には、営業さんや派遣会社の方が、契約更新をしてくれるかどうか意思確認に来られる事がほとんどです。
その面談の際に、「この時給では難しい」と相談するのが一般的です。
逆に、契約期間の途中の場合はいくら熱く訴えても、アップする可能性は高くありません。
契約期間中に時給を変更してしまいますと、場合によっては派遣先との契約内容まで変えないといけない事もありますので、派遣会社はとても嫌がります。
契約期間を確認しましょう
派遣会社からは、契約期間の書かれた書類を渡されているかと思います。
そこに書かれた期間(3か月や6か月の場合が多いです)を確認しましょう。
契約終了日の数日前~数週間前には、ほとんどの派遣会社の方が確認に来られます。
ただし、タイミングは「派遣先の方から、契約の更新(延長)の依頼がありました」と言われてからにしましょう。
もしかすると、本当にその契約期間で打ち切りになる場合もあります。
相手から「契約終了です」と言われているのに、こちらから「時給を上げてくれないと更新しません」と言ってしまうような状況は、絶対に避けたい所ですよね。
また、「派遣会社の方から確認に来ないし、勝手に更新されてるんだけど…」という場合は、派遣会社を変えた方が良いかも知れません。
普通は本人の意思を確認しますが、それを無視して更新する所は、少々、ブラック企業に近い可能性も…。
どのくらいの金額で交渉すべき?
時給をアップする時に、「いくらアップしたいですか」と聞かれる時もあります。
もちろん高ければ高い方が嬉しいとは思いますが、他の派遣スタッフさんとの関係もありますし、無茶苦茶な数字を出してしまいますと、派遣会社にも警戒されてしまいます。
自分の頑張りや、時給がアップしていない年数にもよりますが、おおむね数十円アップくらいの交渉が良いようです。
「100円以上上げてほしい」という希望は、数年間は同じ所で勤務している上に、派遣先からの評価も高い、仕事量や質も上がってる、という条件がそろっている場合であれば通る可能性があります。
また、交渉は1回キリという訳ではありません。
年に1度は「時給を見直して頂けませんか」と営業さんに確認しましょう。
早い方であれば、年に1度ずつ、確実に時給を上げていくという方も大勢おられます。
まとめ
交渉というと、なんだか自分にはハードルが高いと思ってしまう事があるかも知れませんが、やはり自分の希望を伝える事は大切です。
その時は、契約更新のタイミングで、他の派遣スタッフさんと差が出来過ぎないような、妥当な金額で希望を出してみましょう。
それまでの働き方や実績を見てもらえていれば、思ったよりスムーズにアップが決まる事もあります。
それでは、素敵な派遣ライフを!