今回は、派遣の顔合わせ(面談、企業訪問など)で、上手く自己紹介を話すコツや、話す内容をまとめました。
派遣先の上司や人事の担当者を前にして、いきなり「では自己紹介をどうぞ」を言われてパニックに…というのはやはり避けたい所です。
いざ面談が始まりますと、まずは自己紹介から始まります。話す内容や順番をしっかりチェックして、スムーズな自己紹介を済ませていきたいものですね。
顔合わせの始まり方
まず営業さんと自分が着席し、派遣先の上司や人事担当が入室されますと、顔合わせがスタートします。
一般的には営業さんがご挨拶し、「それでは、まず簡単に経歴の説明を、本人の方からさせて頂きます」と言われる事がほとんどです。
まずは名前を名乗り、ご挨拶から
派遣会社が用意したスキルシート(履歴書)には、個人情報が載っていません。
そのため、氏名や住所、生年月日や年齢が相手にはわからない形となっています。
最初に名前を名乗りませんと、「結局彼女はなんて名前だったの?」となってしまいますので、まずは名乗ってご挨拶が始まりです。
「はい。私、山田○○と申します。本日はよろしくお願いします。それでは、簡単にですが、経歴の説明をさせて頂きます」
始めの一言は、この1行が言えましたら全く問題なしです。この一言の後に、詳しく説明を続けていきます。
学歴は説明不要、職歴は順番に説明を
学歴は特に説明をしないのが一般的です。(絶対に説明をしてはいけないという意味ではありませんが、ほとんどの方が、省略しています)
職歴は順番に時系列で話していきますと、相手にもわかりやすく、話も盛り上がりやすくなります。
また、単に社名や部署だけを読み上げていくのではなく、なるべく「どんな仕事をしていたか」を具体的に話していきましょう。
「大学を卒業後、株式会社○○へ入社致しました。研修後は、総務部に配属となりました。主に、請求書の作成や発送を担当しておりました。
また、契約書や覚書の作成の他、電話での受付対応、社内会議の日程調整なども担当しました。使っていたツールは、エクセル、ワード、パワーポイントが中心です」
異動や転職はわかるように説明をしていきます
また、同じ会社内での異動や転職などは、それがわかるように説明していきます。
どの仕事も同じように説明する方法もありますが、あまりアピールにならない(強くPRしづらい)内容については、あっさりとした言い方で流してしまっても問題ありません
「3年目からは営業推進部へ異動となりました。ここでは主に営業の補佐の仕事をしていました。メール対応、電話でお客様へのご提案、資料送付などを担当しました。
2014年12月に退職をし、2015年1月からは株式会社△△へ派遣で勤務致しました。主にコールセンターでの発信業務が中心でした」
特にアピールしたい仕事内容は、数字を付けてイメージしやすく話す
また、いくつかの仕事内容があって、特に「これをアピールしたい」と思う仕事内容や、派遣会社の営業さんから「○○の仕事内容について、積極的に話すようにしてください」と言われている物がある場合があります。
そういった時には、なるべく具体的な数字を織り交ぜて話していきますと、相手もさらにイメージしやすく、話が盛り上がりやすくなります。
「特に、3年目の営業推進部での業務は、営業マン4名のサポートとして企業様20社を担当しました。月に3回程のペースで、新しいご提案書や企画書などを作成、ご提案し売り上げアップに貢献しました」
最後まで話し終えれば、「以上です」で終わります
経歴をおおまかに説明し終える事が出来ましたら、最後に「以上です」や、「以上となります、よろしくお願いします」と一言を添えて終わりましょう。
ここまで言い終えますと、自己紹介はひとまず終了となります。
次は採用担当者(や、上司となる方)からの質疑応答や、営業さんの補足説明などへ続いていきます。
質疑応答は一般的な質問が来る事もあれば、かなり突っ込んだ質問が来る事もあります。
準備ももちろん大切ですが、派遣の顔合わせでは普通の就活や転職と違う、「絶対に聞いてはいけないNG質問」が独自にあります。
ここだけはぜひチェックして、地雷を避けてくださいね。詳しくは次の記事で解説していきますね。
〔次〕→派遣の顔合わせ、面接で聞いた方がいい質問、聞かない方がいい質問例
ちょっと長めですが、顔合わせのコツは「かなり濃いめ」でまとまりました。
→派遣の顔合わせ(面接)に受かるコツ 総まとめ