今回は、派遣の事務の求人で一番必要となる「エクセル」についてまとめました。
特に、エクセルを普段使わない方や、全く未経験で「学びに行こうか、どうしようか」と迷い中の方にご覧いただければ幸いです。
そもそもエクセルで何をする?
エクセルはご存じのように、表計算ソフトとなりますので、数字が関係する書類はほとんどがエクセル製の書類になります。
派遣の一般事務、営業事務、総務経理系ではほとんどの会社で使っているかと思われます。
・資料作成、書類チェック
・データ集計(各営業店・支社からの数字集計など)
・伝票の元データ入力、データ不備連絡
・請求書作成、発送、ファイリング
・日報データの入力、月次報告
・手書き伝票を社内システムへのデータ入力
・業務の進捗状況管理
・入出金管理、経費精算
これらの仕事に、メール送信や電話応対などがセットで付いてくる求人が大半です。
ほとんどの事務仕事に関わるソフトですので、求められるレベルも様々で、「エクセルは入力さえできればOK」という所から、「関数をしっかり使いこなしてください」というレベルまであります。
どのくらいのレベルなら、どういう仕事がある?
エクセルの初歩は数値の入力から始まります。
そこが出来るようになりますと、次に罫線や色を付ける作業をするようになり、更にその先には、関数を使った集計などの仕事が続きます。
・数字の入力は出来る、というレベルの場合
→専用システムへ数字を入力する仕事や、紙の伝票をデータ化していくお仕事であれば決まる可能性大です。
なるべく「事務未経験歓迎」と書いている求人を選ぶ方がスムーズです。
・罫線や色を使って、見栄えを整える事まで出来る
→営業事務や一般事務も十分に受かる可能性が大です。内容にもよりますが、「エクセルが少々できる方」といった求人も十分に受かる事は可能です。
・関数を使える
→四則演算やSUM、IF、AVERAGE などの関数を使う事が出来れば、ほとんどの一般事務系、営業事務系は十分と思われます。エクセルのある仕事を積極的に受けていくのがオススメです。
・VLOOKUP、ピポッドテーブルも出来る
→Vlookupはかなりの上級者アピールになりますので、スキルシートにも積極的に書いていくのがオススメです。
エクセルをどう学ぶ?
大手の派遣会社になりますと、どこも研修を持っているのが一般的です。
無料研修がある派遣会社もあれば、かなりお安めの金額で講座を受けられる派遣会社などもあります。
基本的な内容は本でも学ぶ事が出来ますが、やはり実際に手で触らなければ覚える事が出来ないソフトですので、派遣会社などで手を動かして覚えていく方がスムーズです。
ただ、どの研修も派遣会社の支社で行われる事が大半です。そのため、支社が遠い、時間があわない等の理由があって通い辛い事もあるかも知れません。
いっそエクセルを買うという方法も?
そういった場合は、いっそエクセルを買って自分のパソコンで練習するという方法もあります。
1万円前後ですので、少々お値段は張りますが、一度買ってしまえばずっと使う事が出来ます。
時間を気にせず、自分で本を見ながら好きなだけ練習する事が出来ます。
自宅での独学で、関数を使いこなせるレベルまで上達する事も十分に可能ですので、「エクセルを持ってみる」という方法もアリかも知れません。
まとめ
あれば絶対に有利になるのがエクセルのスキルです。
「少々は経験がある」という方が、関数を追加で覚えただけで、仕事の紹介量が一気に増えたという例もありますので、ぜひエクセルを上手く活用して、素敵なお仕事と出会って下さいね。
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