さて、今回は派遣の登録会で必ず行われるスキルチェックについてまとめました。
登録会ではエクセルやワードの使い方、一般常識などのテストにあわせてタイピングのテストもあります。
「PC操作はある程度できるけれど、どれくらい打てればいいんだろう…」と心配になる事もあるかも知れません。
そんな時に確認しておきたい、タイピングのレベルチェックと練習法です。
派遣の仕事は、どのくらいのタイピングスキルがいる?
もちろん派遣の求人には、しっかりタイピングスキルが求められるデータ入力の求人もあれば、PC操作はほとんどない求人(アパレル、軽作業など)もあります。
選ぶ仕事によってタイピングのスキルは違ってきますが、一般事務では「1分100文字入力できれば十分なことが多い」といわれています。
データ入力など、スピード重視の仕事では、さらに20、30文字ほど増やさなければいけない場合も出てきます。
データの入力がメインでない仕事の場合ですと、1分で80文字前後でも十分にお仕事の紹介などはあります。
逆に、全くデータ入力が苦手で、ブラインドタッチも少し苦手な場合はやはり練習をした方が良い事もあります。
タイピングで見られているのは速さだけ?
タイピングでは速さがもちろん重要ですが、それと同じように、大切なのは「正確さ」です。
入力ミスや押し間違いが多いと、いくらスピードが速くても評価が下がってしまいます。
少しスピードを落としても、正確さをなるべく100%に近づけることが大切です。
何文字くらいならお仕事になる?
Google などで「タイピング」「タイピング 測定」などで検索すると様々なサイトが出てきます。
登録などが不要ですぐに出来るサイトとしては、以下もオススメです。
<タイピングの測定・練習サイト>
インターネットでタイピング練習 e-typing
ちなみにこのe-typing のサイトでは、何文字ならどのくらいかというレベルチェックも表示されます。
↓このような形ですね。
結果で表示されるところをまとめますと、
200文字以上で「一般的なオフィスワークでは困ることのないレベルです。」
100文字以上で「個人的な用途でのパソコン利用には問題のないレベルです。正確さを意識して更にスコアアップを目指しましょう。」
50文字以上で「キーの配置とタイピングの基本操作が理解できてきました。できるだけ毎日練習を続けましょう。」という具合です。
即戦力で入社するなら200文字があった方がいいかも知れませんが、未経験OKの求人などでしたら、100文字を超えれば事務のお仕事紹介があると思います。
(すごく余談ですが、このサイトには全国ランキングがありまして、日本トップクラスになると、700文字を超えるそうです。
管理人も挑戦してみましたが、200ちょっとでした…。日本トップは私の3倍のスピード…。「あなたはロボットかAIですか?」と聞きたくなるレベルです)
テンキーの入力も仕事に直結します
日本語の文字入力以外に、さらに大切なのはテンキーでの数字入力です。
テンキーというのは、↓の画像の真ん中にあるような、電卓と同じ並びの数字入力のキーボードです。
(ノートパソコンですと、数字が横並びになっている物もありますが、そういう物ではなく、片手で連続して数字を入力できる、電卓に似た数字入力ができるキーボードです)
これは慣れが必要ですので、経理や事務などの仕事でテンキーが十分に使える場合は有利になりますし、そうでない場合は少し練習しておくとお仕事をもらえる確率がアップします。
最近では、パソコンにケーブルを刺すだけで使えるテンキーボードが1000円以下で買える物も多くあります。
スキルチェックで特にミスが出やすかったり、速度が落ちるのが、この「数字入力」です。
文字の入力は普段のメールなどで慣れていても、テンキーで数字を打つ事はあまりないので、ここでミスしやすいのが、スキルチェックの減点ポイントになりがちです。
スキルチェック前に数日ほど、テンキー入力の練習をしておきますと、お仕事紹介がさらに増える可能性があります。
派遣の登録会はタイピングだけじゃない…? エクセル、ワードはどうする?
派遣の登録会、各社によって違いはあるものの、タイピングだけで終わらない会社が多くあります。
中でも、「それは苦手!」と思われがちなエクセルとワード。
実際、大手では登録会のスキルチェックで、タイピング同様、エクセルとワードがどの程度使えるかのテストがあったりします。
登録会に向けて、どの程度知っておいた方がいいか、事前にできる準備は何か…。
そんな不安ポイントを、次の記事で詳しく解説していきます。
〔次〕→〔派遣の登録会〕スキルチェックは何をテストする? どういう事を練習しておくといい? エクセルやワードは必須?