派遣の登録会で入力する事になりますのが「スキルシート」。
派遣会社専用の履歴書のような物で、実際の顔合わせでも使われる物となりますので、うまくお仕事紹介がもらえる人は、やはりスキルシートでプラスの評価を多くもらっている方が大半です。
「どう書けばお仕事紹介が増えるの?」と疑問を持ってしまいがちなスキルシートですが、ポイントとなるコツは実は多くはありませんので少しの書き方でぐっと良くなります。
そこで、今回は派遣の登録会のスキルシート入力についてまとめました。
スキルシートの入力方法は?
履歴書の代わりになるのが派遣会社のスキルシートです。とは言いましても、内容はほとんど履歴書と同じですので、特別に難しい何かがある訳ではありません。
また、スキルシートは派遣会社の専用ソフトを使って入力していく事が一般的です。
画面の指示に従って、生年月日や卒業年度、入社年度などを入力したりクリックしていくタイプが大半です。
決まった事を入力していくだけですので、間違いさえなければ大きな問題にはなりません。
ですが、ひとつだけ大きく「良い書き方」と「良くない書き方」が出る項目があります。
それが「職歴」欄、特に「業務内容」の部分です。
なぜ業務内容の欄に違いが出るの?
他の項目は、年度をクリックしたり、学校名や会社名を入力するだけですので、誰がどのように入力してもほとんど違いは出てきません。
しかし、
業務内容の部分は、100文字から200文字程度で、自分で入力する形となります。
結構な量がありますのが「こう書かなければならない」というルールが無いため、良い書き方と良くない書き方がハッキリ出てしまいがちです。
業務内容の欄はどのくらい重要?
登録会で一番大切なのは、この欄の入力かも知れません。
と言いますのも、ここで入力した内容を元に、派遣会社のスタッフが仕事を探して、「この人にあいそう」と思える物を探します。
ここの書き方があまり良くありませんと、スタッフの方も「…よくわからない。今度にしよう」と次の応募者の方のお仕事に向かってしまって、お仕事紹介をもらうチャンスが減ってしまいます。
また、ここで入力した物が顔合わせの時に面接を担当する時の履歴書代わりとなります。
本番で使う履歴書を書いている状況ですので、なるべく丁寧に、わかりやすく入力するのが大切です。
スキルシートの職歴欄 伝わりやすい書き方例
<NG例>
<OK例>
株式会社〇〇 営業事務を3年経験
業務内容:営業用資料の作成(月に一度の出張、営業に同行あり)、電話応対(20社担当)、メールでの顧客サポート
使用ソフト:ワード、パワーポイント、エクセル、社内の専用システム
担当顧客:主に50名以下の企業を中心に20社。(製品の提案や受注後のサポートを担当)
職歴欄をあまりあっさりした書き方にしてしまいますと、「どういう仕事かよくわからない」と思われてしまうことも…。
なるべく、少々面倒でも具体的な内容を文字数いっぱいまで入力していく方が、より「伝わりやすい」スキルシートになります。
そのときに数字やソフト名、規模など数字を多めに入れますと、より読みやすくなります。
まとめ
派遣の登録会は、やはり少しの準備をしていく方が、その場でお仕事を紹介頂ける確率がぐんとアップします。
「お気軽にお越しください」と派遣会社からは案内が来ますが、ぜひ「ちょっと気合を入れていく」くらいの感覚でチャレンジしてみると、思わぬ形でお仕事紹介がやってくる事も。
素敵なお仕事との出会いがありますように!