今回は30代、40代の派遣のお仕事の見つけ方について解説したいと思います。
20代のうちは、派遣会社からドンドンお仕事紹介が来ていたのに、30代、40代になってくると、だんだんお仕事紹介が来ない or 顔合わせで受かりにくくなってきた…。
そんな事もあるかも知れません。
そんな時に、頭をふとよぎるのは「バイトやパートにしておく方がいいのかな…」という不安ですが、ここで諦めてしまうのは、実はもったいない!
派遣と一言でいいましても、お仕事や時給はさまざま。
年代や顔合わせの受かる率だけで、諦めてアルバイト・パートへ変更する前に、しっかり派遣で良い時給をキープする方法をまとめました。
派遣の時給はアルバイトの時給よりかなりプラス! お仕事を変えてでも派遣の方がお得
最近のアルバイト、パートの時給も少しずつ上がっては来ていますが、やはり時給の平均は800円台から900円台が一般的です。
1000円を超えるアルバイトと言いますと、夜シフトがついていたり、パチンコ系やノルマ付きのお仕事など、何かしら「ちょっと他の人が避けたがるワケあり求人」に当たってしまう確率もアップします。
逆に、派遣のお仕事で時給が1000円を割る仕事はかなり少なく、どんなお仕事内容でも、おおむね1000円以上をキープできる事がほとんどです。
派遣とアルバイトで、同じ仕事なのに時給が違う…。こんな事がある?
以前は「派遣スタッフは事務専門。専門性を活かすから高い時給」「アルバイトは簡単な作業。だから時給が低め」という明確な区別がありました。
しかし最近は人手不足だったり、アルバイトに求められる仕事内容が変わってきたりと、色々な事情があり、「派遣とアルバイトをしっかり分ける」という企業が減ってきました。
そのため、例えば同じデータ入力や軽作業のお仕事なのに、アルバイトなら時給920円で求人が出ており、派遣なら時給1100円で求人が出ている…なんて事があります。
それも、「まれに」ではなく、結構な確率であちこちの会社で起きています。
もしこのお仕事に応募するなら、絶対にアルバイトではなく、派遣で入る方がお得ですよね。
派遣の職種が増えてる? 未経験のお仕事を見てみよう
派遣というと、一般的には「事務系、営業サポート系、コールセンター系」といったイメージが一般的ですし、今も求人の大半はこのジャンルです。
しかし、実はその陰で目立たないながら「こんな仕事あったの?」という求人も増えてきています。
特に、「アルバイトやパートにかなり近いのでは?」と思えるような職種もいくつかあります。
その一つが、「軽作業、仕分け、梱包、検品、製造、組み立て」といったジャンルのお仕事です。
お仕事内容を見ていますと、工場や倉庫でシンプルな仕分け作業だったり、決まった手順で組み立てやチェックをする求人で時給が1000円超えになっていたりもします。
事務、経理、総務などは20代有利? 職種を変えるだけで長く派遣の時給キープ?
どうしても派遣のイメージ的に、「事務、営業事務、総務などは20代から30歳くらいまで…」というイメージが、企業の方にもある場合があります。
顔合わせで他社から来た派遣スタッフさんと比べられてしまって…という事も、残念ながらある事も。
そんなときに、専門的なスキルを身につけて、「50代でも仕事が来る!」という方向へ頑張るのも、もちろん大切な方法です。
でも、「実際はちょっと難しいかも知れない…」と思う時は、先ほどの「事務以外の軽作業」を選ぶのも一つかもしれません。
少し職種を変えてみるだけで、アルバイト・パートの時給よりも100円以上高い時給のまま、派遣のお仕事を続ける事もできる事がよくあります。
「競争の激しい職種でバリバリ働く! 」という生き方も一つですが、「一番自分を大切にしてくれる働き方を選ぶ」という道も、大切な選択かもしれません。
なぜアルバイトに近いお仕事を、派遣の高い時給で出すの?
ここで疑問になりますのは、「同じ仕事ならアルバイトやパートで採用すればいいのに、なぜわざわざ派遣で?」という疑問ですよね。
これはとてもシンプルで、「どこも人手不足なのでアルバイトを採用できない。派遣会社なら、時給は高いがほぼ確実にスタッフを確保できる」という会社側の事情が大きいようです。
同じ働くなら、やはり時給の良い方が良いですから、アルバイトやパートに変えようかなと思った時は、そのまえに「派遣でよく似た求人がないかな」とチェックしてみるのがオススメです。
意外なお仕事で意外な時給の求人が見つかる事もよくあります。
まとめ
「派遣が決まりにくくなって来たから、アルバイトやパートに変えようかな…」
そんな不安が出てきてしまった時は、職種を事務系や専門職系から、「軽作業系」へ移してみるのも一つの手かもしれません。
同じようなお仕事でも、アルバイトやパートで採用されるよりも時給が良い事もありますし、派遣会社の保険なども継続できるのは大きなポイント。
せっかく続けてきた派遣のお仕事、ここで切るのは「もったいない!」という気持ちで、ぜひ良いお仕事と巡り会ってくださいね。
LINK → 派遣のお仕事 何才くらいまで続けられる? 長く続けるコツ